
おいしいハンバーガーのこわい話
この本の所有者
書籍情報
- 著者:
- エリック シュローサー
- ページ数:
-
256ページ
- 参照数:
- 63回
- 登録日:
- 2011/07/17
- 更新日:
- 2011/07/17
- 所有者:
-
a-miさん
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いやー、こう言うの読むと、実際、ファストフード、食べられませんです。。
ある意味、食品販売を製造業の域まで、効率化したとも捉えられる訳で。
マクドナルドとディズニーとの関係(過去には実際に提携もあり)や、そのビジネスの展開戦略の共通点。。こわっ。
しかし、「おねだり」の類型化なんて初めて見ました。どんだけ、メインターゲット(子供)の分析をしているのか。そりゃもちろん、マーケティングの王道でしょうけどね。。
1.お願い型おねだり
2.執拗なおねだり
3.力づくのおねだり
4.体当たりのおねだり
5.甘いことばのおねだり
6.脅迫おねだり
7.哀れを誘うおねだり
ハッピーセットなどのおもちゃ付きセットも、きちんと理屈に裏打ちされた販売戦略な訳ですよね。はー。
一方で「マックジョブ」と呼ばれる程の勤務体系。まあ、あそこまでシステム化を進めたら、従業員と言うより。。ごにょごにょ。
フライドポテトの味のヒミツは「人工香料」なんて話も興味深い、と言うか、人間騙されやすすぎ。。
また、材料となる、牛、鶏たちの取り扱い、そして、そこで働く人々の置かれた労働環境。ここの記述がまた。。アプトン・シンクレアの「ジャングル(http://www.geocities.co.jp/Bookend/4208/mm/mm55.txt)」を読むべきだと思いましたが、どうやら売っていない模様。
ちなみに、心臓病を引き起こし得る「トランス脂肪酸」、日本ではまだ、表示義務がないんですね。。
そして、米国で昔から問題になっている「肥満」。それの対処法としての「胃のバイパス手術」、もう、何が何やら。
そして、話題は、狂牛病やO-157に。なんと言うか、自然の摂理無視し過ぎっす。。
そんななかでも、一縷の希望とも言うべき、アリス・ウォーターズのレストラン「シェ・パニーズ(http://www.organic-mlt.com/OrganicRestaurant-Westcoast.htm#chezpannise)」といったものもあったり。
ビジネスにおいて、効率化、あって然るべきだと思います。けど、そこには「さすがにそれはやりすぎでしょー」とか「目に見えないかもだけど、遠くの未来」とか「楽すぎるのもどうかと」なんて思ってしまうラインて、あると思うのですよ。
と、自分ができることとしては、相も変わらず走って、料理作ろーっと、ってことなのでした。

話はマクドナルドを中心にすすめられていて、マクドナルドが経済や人にもたらす影響や問題などが分かりやすく説明されていておもしろかった。