内容紹介
夏休みのある日、ハリーは13歳の誕生日を迎える。あいかわらずハリーを無視するダーズリー一家。さらに悪いことに、おじさんの妹、恐怖のマージおばさんが泊まりに来た。耐えかねて家出するハリーに、恐ろしい事件がふりかかる。脱獄不可能のアズカバンから脱走した囚人がハリーの命を狙っているという。新任のルーピン先生を迎えたホグワーツ校でハリーは魔法使いとしても、人間としてもひとまわりたくましく成長する。さて、今回のヴォルデモートとの対決は?
書籍情報提供: Google Books
schazzie
Lv.108
日本語携帯版(3)何度目かの再読。この3巻目の重要なエピソードはほとんど最後の方にある。こんな分厚い本なのに、それまで何が書いてあったのか忘れてしまうくらいに強烈なエピソードだが、ハリー個人の話だけでなく、ハリーを取り巻く環境も面白いからそれまでの長い話も読み進められるんだろうなと今更ながら思う。シリウス・ブラックは大好きなキャラなのだが、映画を観てからゲイリー・オールドマンの顔がちらついて嫌。それはどのキャラもそうなのだが、映画化の弊害を強く感じる一例。