絵で見る中国の歴史
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2026年8月6日に更新
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諸書劄記
Lv.91
原書は、平成3年(1991)に浙江省少年児童出版社より出版せられた、龔延明 編『絵画本 中国通史』である。体裁としては、王朝毎に時代を区分して、各時代毎に政治・経済・科学技術・文化・社会生活の五つに分けて叙述してゐる。
原書編者曰く、合はせれば通史となり、分ければ断代史となる、との由。
監修者の岡田英弘は、正史とは、皇帝支配の正当性の証明の歴史であり、民国以降を記してゐない本書も亦、皇帝の歴史を語る伝統的な正史に属すると評価する。 本書を見るに、華人は『史記』の枠組みから脱してゐないとかや、華人にとって歴史とは政治に奉仕すべきものであって其歴史は単純な事実の記録ではなく政治的立場の主張であるなどと、岡田節が炸裂してゐる。