📝 レビュー (Yooさんのレビュー)
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AIが見つけた似た本
「謹訳源氏物語: 早蕨, 宿木, 東屋」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を1冊見つけました
ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス)
西尾 維新
「生きている以上、世界の終わりを物語の終わりを、諦めることはできない」“人類最悪の遊び人”たる「狐面の男」は「ぼく」こと“戯言遣い”に断言する。玖渚友との決別。想影真心の暴走。そして、復活する哀川潤....
林望先生訳源氏物語の第9巻。早蕨、宿木、東屋を収録。中君が京の匂宮の邸に移る早蕨、巻名の由来は阿闍梨との和歌。匂宮は六の君と、薫は女二の宮とそれぞれ結婚する宿木。巻名の由来は薫が宇治の山荘で折り取り、和歌を詠んだ蔦の枝。匂宮の邸に難を逃れたはずの浮舟にとんだ災難が降りかかる東屋。巻名の由来は浮舟が逃れた先。真面目一筋のはずの薫が、匂宮と結婚してどうにもならなくなった中君に再三にわたってちょっかいを出し、中君が苦し紛れに浮舟のことを話す辺りは、空蝉を連想させる。しかし、浮舟のことを聞いた薫は、例によっておっとり構えていて、その辺りはやはり源氏とは違うのかもしれない。最後には、らしくない大胆な行動に出る薫。どうせなら自分の邸に連れてくれば良いのにと思うが、女二の宮を正妻にもらった世間体が許さないのだろう、やきもきさせる展開ではある。乳母と右近のがんばりでなんとか危機を脱する浮舟だが、何もしようとしない中君の性格は案外良くない。少なくとも私はあまり好きになれない。