📝 レビュー (くーさんさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
悪い人が出てこない本。失語症になるくらい忠彦は衝撃を受けた。麻美は家庭を守ることを選んだ。どちらも悪くはない。時間がたって子供たちも自分の考えを持てるようになって、木を植え続けた父の心に触れ、紫花菜を大切に後世に伝えようとする。忠彦は桜の様子を見に行くとき心臓発作を起こし帰らぬ人となったが、本望だった気がする。
読書履歴
2025/04/26
246ページ
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