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AIが見つけた似た本
「透明な螺旋」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
ホワイトアウト (新潮文庫)
真保 裕一
日本最大の貯水量を誇るダムが、武装グループに占拠された。職員、ふもとの住民を人質に、要求は50億円。残された時間は24時間!荒れ狂う吹雪をついて、ひとりの男が敢然と立ち上がる。同僚と、かつて自分の過失...
私の男
桜庭 一樹
優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―...

ガリレオシリーズ第10作。これがガリレオシリーズ?いつもさっぱりわからなくなる科学、物理学がなかった。わたしがガリレオシリーズが好きなのはあのわけわからないこと言っている湯川先生と刑事で大学時代の友人の草薙が翻弄されることが好きだったんだと気づいた。湯川先生の背景が明かされるのだが好みはわかれるだろう。
とはいえ物語のテンポはよく最初の捨子がどうかかわってくるのか予測はすぐついたのだが、先が気になりあっという間に読んでしまった。螺旋。なるほど。普通におもしろかった。

文章力があるからさくさく読める。ついに湯川先生のプライベートにまで時踏み込んだか!複雑な終わり方、そういう罪の償い方もあるということか。