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ちょっと気になる社会保障

ちょっと気になる社会保障

権丈善一

この本の所有者

1人が登録
70回参照
2019年9月10日に更新

書籍情報

ISBN:
9784326700899
ページ数:
214ページ
参照数:
70回
登録日:
2019/09/09
更新日:
2019/09/10
所有者:
s_iwk s_iwkさん

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読書履歴

2019/09/10 214ページ
2019/09/10 204ページ 「財政検証での年金積立金の運用利回りが高すぎる!」と猛烈に批判する文章に見おぼえがあったりしましたら、あっ!!!……と思いだしてください。この言葉、はじめのふたつと共に、バカ発見器として結構役に立ちます。
2019/09/10 204ページ 「積立方式の年金はどんなに少子高齢化がすすんでも影響を受けません!」という言葉も、Output is centralという考え方を理解すればウソであることが分かると思います。
2019/09/10 165ページ 舛添厚労大臣が、国会で野党の長妻昭さんや山井和則さんの「100年安心」という言葉に関する執拗な質問を受けた時に、いったい誰が使ったのかと、公文書を徹底的に調査させているようです。ところが誰も、100年安心という言葉を世間で言われるような意味では、使っていなかった。
2019/09/10 146ページ 日本の医療行政の難しさは、これが西欧や北欧のように国立や自治体立の病院等(公的所有)が中心であるのとは異なり、医師が医療法人を設立し、病院等を民間資本で経営するという形(私的所有)で整備されてきた歴史的経緯から生まれている。
2019/09/09 78ページ そこで僕たちは、年金の給付水準なるものを、その時代時代の現役世代の給与水準の何割という指標、これを所得代替率を呼ぶわけですけど、そうした指標で政策目標を立てたり、政策効果を測っているわけです。
2019/09/09 65ページ 八代尚宏さんは、アメリカのような医療の階層消費型社会が望ましいと考えているし、僕は日本のように、せめて医療というサービスに関しては平等消費型の制度、医療は必要に応じて利用できる社会が望ましいと思っているということが、同じ一つの図から異なる事実を読み取らせているだけのことになります。
2019/09/09 46ページ 生活保護ではミーンズテストが行われています。一方、社会保険では、ミーンズテストは行われていません。
2019/09/09 42ページ (税を使うと)一方的、事後的な救済になり、本当にその人が救済を必要とするのかを判別する審査が厳しく行われることになります。

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