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空白の叫び〈中〉 (文春文庫)

空白の叫び〈中〉 (文春文庫)

貫井 徳郎

この本の所有者

(3.7)
4人が登録
149回参照
2018年2月17日に更新

書籍情報

ページ数:
471ページ
参照数:
149回
登録日:
2018/02/17
更新日:
2018/02/17

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内容紹介

それぞれの理由で、殺人を犯した三人は少年院で邂逅を果たす。しかし、人殺しのレッテルを貼られた彼らにとって、そこは想像を絶する地獄であった...。苛烈ないじめを受ける久藤は、混乱の中で自らを律し続ける葛城の精神性に強い興味を持つ。やがて、少年院を出て社会復帰を遂げた三人には、さらなる地獄が待ち受けていた。
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読書履歴

2018/02/17 471ページ

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被害者や遺族感情を考えるとやるせないが、本作ではあくまで加害者視点を貫いており、久藤や葛城が自分の中の瘴気を意識ながらもあがらい続ける様は、どこか共感できる部分もある。その2人の対比としての神原は普通っぽいが故に保身に走り、無意識にズル賢しこさを働かせていくようになる。それが彼を破滅へ導くのだろうが、その姿は現代社会の一部を反映してるようだ。。。

…と、思わず引き込まれているのだが、葛城の医療少年院から卒院までの心理と、久藤が教官の柴田に目をつけられた経緯について不明瞭なのが気になる。下巻で触れられるのだろうか?
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