
ペルシャ猫の謎 (講談社ノベルス)
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2017年4月1日に更新
内容紹介
ミステリ史上屈指の禁じ手!?が炸裂する表題作、「ペルシャ猫の謎」、名バイプレイヤー・森下刑事が主役となって名推理を披露する「赤い帽子」他、傑作ミステリ6編&ボーナス・トラックとして「猫と雨と助教授と」を収録。臨床犯罪学者・火村英生とミステリ作家・有栖川有栖の名コンビは、さらに華麗に加速する。「国名シリーズ」第5弾。

📝 レビュー (miyanさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
今回はとてもよかったです。
表題作は、着眼点がミステリーとは
異なる部分があるので?と一見して思いますが
特定の状況下に陥った場合は
そんな風に物事を捉えてしまう
可能性も否定できませんからね。
やっぱり今回も倒叙ものが
とてもよかったです。
その作品ははじめは倒叙に見えませんが
火村が関係者の不備を付いていくところで
だんだんと倒叙の趣が強まっていきます。
これはある地域の不備をついた作品ですが
人の盲点を突いたいい作品でした。
2つほど非ミステリーものがあります。
まあ、そこは突っ込まないでおきましょう。
表題作は、着眼点がミステリーとは
異なる部分があるので?と一見して思いますが
特定の状況下に陥った場合は
そんな風に物事を捉えてしまう
可能性も否定できませんからね。
やっぱり今回も倒叙ものが
とてもよかったです。
その作品ははじめは倒叙に見えませんが
火村が関係者の不備を付いていくところで
だんだんと倒叙の趣が強まっていきます。
これはある地域の不備をついた作品ですが
人の盲点を突いたいい作品でした。
2つほど非ミステリーものがあります。
まあ、そこは突っ込まないでおきましょう。
読書履歴
2017/04/01
240ページ
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