
内容紹介
私はまだ、音楽の神様に愛されているだろうか?ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。著者渾身、文句なしの最高傑作!

📝 レビュー (yuchanさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。風間塵、栄伝亜夜、マサル、高島明石らを中心に第一次、二次、三次、本選と進むにつれページを読む手が止まらなかった。ピアノも弾けず、クラッシックもあまり知らないがどきどき、わくわく。特に塵と亜夜が一緒に練習するところの描写がわたしも夜空の月が見えてきて飛んでいく感じがした。最初にそれぞれが弾く曲が載っているので探して聴いてみたいと思った。題名から塵が主人公だと思ったのだがあまり書かれていなかったところが残念。
読書履歴
2017/03/09
507ページ