メニュー
ひとが生まれる―五人の日本人の肖像 (ちくま少年図書館 19)

ひとが生まれる―五人の日本人の肖像 (ちくま少年図書館 19)

この本の所有者

(5.0)
1人が登録
150回参照
2017年2月28日に更新

書籍情報

ページ数:
246ページ
参照数:
150回
登録日:
2017/02/27
更新日:
2017/02/28
所有者:
miyan miyanさん

この本を共有する

📝 レビュー (miyanさんのレビュー)

評価:
5/5
レビュー:
結構ディープな内容で
驚かされることでしょう。
なにせ、ある無戸籍の女性の生まれてから
死ぬまでの人生は壮絶も壮絶だからです。

結局、こういう極限の状況で
頼りになるのは自分ひとりだけなのです。
実の親にも頼ることができない…
たといそこにパートナーがいても
一人ぼっちなのです。

彼女は結局、自殺でその人生を終えました。
望みもしなく不条理に生きなければならなかった彼女。
それが苦労続きだったのは想像に難くないことでしょう。

そして最後の戦争に赴いたものの
本当に短い文章。
彼にとって、死は何を意味したのでしょう。
本文中には恐怖は見出せませんが
きっときっと、得体の知れない死というものは
恐怖だったに違いありません。

読書履歴

2017/02/28 246ページ
2017/02/28 165ページ
2017/02/27 70ページ

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「ひとが生まれる―五人の日本人の肖像 (ちくま少年図書館 19)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました

74.8%
「できる人」はどこがちがうのか (ちくま新書)

「できる人」はどこがちがうのか (ちくま新書)

斎藤 孝

今日のように社会構造が根底から揺らいでいる時代には、各自が固有の判断のもとに動くほかない。そのためには、オリジナルなスタイルをもつことが大切である。「できる人」はどのように“技”を磨き、上達の秘訣を掴...

7人 3
73.7%
青年のための読書クラブ

青年のための読書クラブ

桜庭 一樹

東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者(アウトロー)だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の“クラブ誌”があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が...

10人 5
72.9%
三色ボールペンで読む日本語 (角川文庫)

三色ボールペンで読む日本語 (角川文庫)

斎藤 孝

青で「まあ大事」、赤で「すごく大事」、緑で「おもしろい」。三色ボールペンで色分けしながら文章に向き合うことは、シンプル且つ誰にでもできる読書法。最も簡単な、脳を鍛えるトレーニングツールだ。カチカチとボ...

3人 4
71.7%
羊たちの沈黙
71.3%
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)

福岡 伸一

生きているとはどういうことか―謎を解くカギはジグソーパズルにある!?分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色をガラリと変える。

80人 3.9
71.3%
創造学のすすめ

創造学のすすめ

畑村 洋太郎

「やってみたら企画案の質も上がり、スピードも30倍になった」などの声続々!創造力が飛躍的にアップするアウトプット型創造法。

1人 4
miyan
miyan Lv.239

結構ディープな内容で
驚かされることでしょう。
なにせ、ある無戸籍の女性の生まれてから
死ぬまでの人生は壮絶も壮絶だからです。

結局、こういう極限の状況で
頼りになるのは自分ひとりだけなのです。
実の親にも頼ることができない…
たといそこにパートナーがいても
一人ぼっちなのです。

彼女は結局、自殺でその人生を終えました。
望みもしなく不条理に生きなければならなかった彼女。
それが苦労続きだったのは想像に難くないことでしょう。

そして最後の戦争に赴いたものの
本当に短い文章。
彼にとって、死は何を意味したのでしょう。
本文中には恐怖は見出せませんが
きっときっと、得体の知れない死というものは
恐怖だったに違いありません。

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します