
ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか
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2016年11月1日に更新
内容紹介
大企業デルモアの戦略企画部門で働くスティーブは、自社の業績落ち込みに悩んでいた。そんなとき「ビジネスで利益が生まれる仕組みを知り尽くした男」デビッド・チャオと出会い、その教えを請うことになる。深い洞察と豊富な経験を持つチャオは、利益を実現する23の方法をひとつずつスティーブに語りはじめる。生徒の探求心を徹底的に引き出すチャオのレッスンが回を重ねるに連れ、利益発生の秘密、現実に行なわれている戦略の問題点が解き明かされていく―。

taka_aki
Lv.304
「利益」をどのように生み出すのか。
これを命題として、若者と恩師との対話が続くスタイルを取っています。小説っぽくもあるので読み進めやすいかと。
利益を生む「モデル」というのがいくつかあって、商品、市場、競合などに合わせてそのモデルを適切に選択していくべきと言うのがこの本の主張の一つ。
・製品ピラミッド利益モデルは単に製品の寄せ集めではなく、低価格商品でファイアウォールを構築するところに意味がある。
・研究開発の大半はアンチプロフィット
・EDSは個々の分野のスペシャリストになることを積み重ねることでインテグレーションのノウハウを溜めていった。
・学習には自覚(Awareness)、当惑(Awkwardness)、適用(Application)、一体化(Assimilation)のプロセスがある。
・ビジネスについて知りたいなら、ビジネスをじかに観察しなければならない。店、工場、オフィスを訪ね、製品を試し、サービスを確かめないといけない。
・価格が高く、価格の幅が大きく、選択肢が多い場合に価格感応性が高くなる
はてさて自分は利益生み出せるのかしら。