
📝 レビュー (ぼんぼんさんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
三崎亜記2冊目。
『バスジャック』に比べるとややパワーダウン?と感じたけれど、でもやっぱ面白かったです。
自分の記憶は本当に正しいのだろうか。とか、自分には他の人とは違った風景が見えているんではないだろうか。とか、自分が見えないところで起こる世界を妄想で疑ってみたり。
もっと言えば、自分って何だろう?という、誰もが抱く自意識過剰な恐怖心や不安を物語にするのが本当に上手いなぁと。改めて感じました。
「欠陥」住宅 なんて、ほんとに自分が漠然と妄想していたことがズバリ小説になっててゾクっときたりびっくりしたり。
心の深遠をさくっとえぐられました。完敗。
『バスジャック』に比べるとややパワーダウン?と感じたけれど、でもやっぱ面白かったです。
自分の記憶は本当に正しいのだろうか。とか、自分には他の人とは違った風景が見えているんではないだろうか。とか、自分が見えないところで起こる世界を妄想で疑ってみたり。
もっと言えば、自分って何だろう?という、誰もが抱く自意識過剰な恐怖心や不安を物語にするのが本当に上手いなぁと。改めて感じました。
「欠陥」住宅 なんて、ほんとに自分が漠然と妄想していたことがズバリ小説になっててゾクっときたりびっくりしたり。
心の深遠をさくっとえぐられました。完敗。
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