メニュー
鼓笛隊の襲来

鼓笛隊の襲来

三崎亜記

この本の所有者

3人が登録
72回参照
2009年5月4日に更新

書籍情報

ページ数:
205ページ
参照数:
72回
更新日:
2009/05/04

この本を共有する

📝 レビュー (ぼんぼんさんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
三崎亜記2冊目。
『バスジャック』に比べるとややパワーダウン?と感じたけれど、でもやっぱ面白かったです。
自分の記憶は本当に正しいのだろうか。とか、自分には他の人とは違った風景が見えているんではないだろうか。とか、自分が見えないところで起こる世界を妄想で疑ってみたり。
もっと言えば、自分って何だろう?という、誰もが抱く自意識過剰な恐怖心や不安を物語にするのが本当に上手いなぁと。改めて感じました。
「欠陥」住宅 なんて、ほんとに自分が漠然と妄想していたことがズバリ小説になっててゾクっときたりびっくりしたり。
心の深遠をさくっとえぐられました。完敗。

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「鼓笛隊の襲来」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を3冊見つけました

70.5%
紅 (集英社スーパーダッシュ文庫)

紅 (集英社スーパーダッシュ文庫)

片山 憲太郎

揉め事処理屋を営む高校生・紅真九郎のもとに、とある少女を守るという依頼が舞い込んできた。少女の名は、九鳳院紫。世界屈指の大財閥の御令嬢。詳しい事情を聞かされぬまま、真九郎は紫との共同生活を開始。彼女の...

6人 5