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鼓笛隊の襲来

鼓笛隊の襲来

三崎亜記

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1件のレビュー

この本について

戦後最大規模の鼓笛隊が襲い来る夜を、義母とすごすことになった園子の一家。避難もせず、防音スタジオも持たないが、果たして無事にのりきることができるのか―(「鼓笛隊の襲来」)。眩いほどに不安定で鮮やかな世界をみせつける、三崎マジック全9編。『となり町戦争』の著者、1年4ヶ月ぶり待望の新刊。

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レビュー

ぼんぼん
ぼんぼん
2009年5月読了
三崎亜記2冊目。
『バスジャック』に比べるとややパワーダウン?と感じたけれど、でもやっぱ面白かったです。
自分の記憶は本当に正しいのだろうか。とか、自分には他の人とは違った風景が見えているんではないだろうか。とか、自分が見えないところで起こる世界を妄想で疑ってみたり。
もっと言えば、自分って何だろう?という、誰もが抱く自意識過剰な恐怖心や不安を物語にするのが本当に上手いなぁと。改めて感じました。
「欠陥」住宅 なんて、ほんとに自分が漠然と妄想していたことがズバリ小説になっててゾクっときたりびっくりしたり。
心の深遠をさくっとえぐられました。完敗。

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