内容紹介
どうやら自分たち夫婦には子どもが出来そうにない(『虫歯とピアニスト』)。同期との昇進レースに敗れ、53歳にして気分は隠居である(『正雄の秋』)。16歳になったのを機に、初めて実の父親に会いにいく(『アンナの十二月』)。母が急逝。憔悴した父のため実家暮らしを再開するが(『手紙に乗せて』)。産休中なのに、隣の謎めいた夫婦が気になって仕方がない(『妊婦と隣人』)。妻が今度は市議会議員選挙に立候補すると言い出して(『妻と選挙』)。どこにでもいる普通の家族の、ささやかで愛おしい物語6編。
書籍情報提供: Google Books
読書履歴
2016/04/05
280ページ
AIが見つけた似た本
「我が家のヒミツ」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
77%
私の男
桜庭 一樹
優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―...
24人
3.3
74.5%
赤朽葉家の伝説
桜庭 一樹
“辺境の人”に置き忘れられた幼子。この子は村の若夫婦に引き取られ、長じて製鉄業で財を成した旧家赤朽葉家に望まれ輿入れし、赤朽葉家の“千里眼奥様”と呼ばれることになる。これが、わたしの祖母である赤朽葉万...
8人
4.3
73.5%
72.2%
71.9%
71.9%
71.9%
71.7%
![食べてはいけない! [地球のカタチ] (地球のカタチ)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/01fmjz9hiGL.jpg)
71.4%
Pongiorno
Lv.168