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パパの電話を待ちながら (講談社文庫)

パパの電話を待ちながら (講談社文庫)

ジャンニ・ロダーリ

この本の所有者

1人が登録
228回参照
2015年12月13日に更新

書籍情報

ページ数:
210ページ
参照数:
228回
登録日:
2015/10/09
更新日:
2015/12/13

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📝 レビュー (とくこさんのレビュー)

評価:
3/5
レビュー:
お話を聞かなければ眠れない娘のために、仕事先から父が電話をかけて話した短いお話をまとめた、という短編集。
途中で政治色が強すぎるお話もあったけど、想像力が掻き立てられるような夢のあるお話とか、ちょっとシュールだけどどこか温かみを感じるようなお話が詰まっている。
自分も小さい頃は沢山母に眠る前の読み聞かせをしてもらった事を思い出しつつ、自分も子供が出来たら色んなお話を眠る前にしてあげたいと思ったり。

「壊さなければならない建物」「チェゼナティコの回転木馬」「真実の星」「宇宙の料理」「学習キャンディ」「2点増しで合格」が好き。

読書履歴

2015/12/13 210ページ
2015/12/05 141ページ 心臓が脈打つのが見え、男の子の考えていることが、まるで水槽の中にいる色とりどりの魚のように頭の中で動くのが見えました。
2015/11/03 74ページ 総督は、腹をたてて髪の毛をかきむしり、かきむしりすぎて、毛が一本しか残りませんでした。
2015/10/14 36ページ いつでもどこでも、コロリと落っこちてばかりいる、アリーチェのお話です。
2015/10/14 32ページ 「罪のない人に平手打ちするように命じられるなんて、たいていの人ならいやがります。そんないやなことを強制されないために、今後は法に逆らわないよう気をつけるようになるでしょう。さあ、平手打ちを二発、お願いします。そして、これからはどうか気をつけてくださいね」

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