メニュー
沈黙の春

書籍情報

ページ数:
403ページ
参照数:
110回
登録日:
2009/02/22
更新日:
2009/03/14

この本を共有する

内容紹介

いまなお鋭く告発しつづけ、21世紀へと読み継がれた古典。待望の新装版。
Google プレビュー 書籍情報提供: Google Books
Google Booksで見る

読書履歴

2009/03/14 403ページ 殺虫剤は蓄積する
2009/03/12 270ページ
2009/03/11 220ページ
2009/03/10 133ページ
2009/03/09 129ページ
2009/03/05 113ページ
2009/03/02 39ページ DDT恐るべし
2009/03/02 20ページ
2009/03/01 10ページ

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「沈黙の春」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました

76.3%
羊たちの沈黙
73.7%
遠まわりする雛
72.3%
私の男

私の男

桜庭 一樹

優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―...

24人 3.3
72.1%
石の猿 下 (3) (文春文庫 テ 11-12)

石の猿 下 (3) (文春文庫 テ 11-12)

ジェフリー・ディーヴァー

冷酷無比の殺人者“ゴースト”は狡猾な罠をしかけ、密航者たちのみならずライムの仲間の命をも狙う。愛する者たちを守るには、やつに立ち向かうしかない。真摯に敵を追う中国人刑事ソニーの協力も得、ライムはついに...

5人 5
71.6%
蛇を踏む (文春文庫)

蛇を踏む (文春文庫)

川上 弘美

女は藪で蛇を踏んだ。蛇は女になり食事を作って待つ。母性の眠りに魅かれつつも抵抗する、女性の自立と孤独。芥川賞受賞作他二篇

14人 3.7
taka_aki
taka_aki Lv.305

もっと早く読んでおくべきでした。

そもそも、人間が「自然」をコントロールしようだなんて、傲岸不遜もいいところですよね。

自然からみたら人間なんてとるにたらない存在なのに。

害虫(って思っているのがそもそもの人間ですし)を駆除するために、殺虫剤をばらまく。確かにその瞬間虫達は死んでしまうけど、生き残るものもあるし、他の生物、土壌にその毒は蓄積される。

そして、その虫を餌としていた鳥や魚がその虫を食べることで、体内に毒が蓄積される、そして、その魚、鳥を食べる人間は。。

大体、生物が一つのシステム。そこで取り込まれた毒がすべて処理しきれるとは限らない。それは、子孫にも残されてしまうるものなんですよね。

この本の中では、そういった無差別的化学薬品による方法を批判する代わりに、自然の力を借りて虫をやっつけましょうって方法が紹介されています。たとえば、その虫を餌にする生物を他から持ってくる、ですとか。

そして、引用されていたコトバ、これが如実に僕たちを取り巻く環境、そして、僕たちが取り組んで行くべき方向性を示しているのかも知れません。

「私たちは、世界観をかえなければならない。人間がいちばん偉い、という態度を捨て去るべきだ。自然環境そのもののなかに、生物の個体数を制限する道があり手段がある場合が多いことを知らなければならない。そしてそれは人間が手を下すよりもはるかに無駄無く行われている。」

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します