アフォーダンス入門――知性はどこに生まれるか (講談社学術文庫 1863) (講談社学術文庫)
この本の所有者
書籍情報
- ページ数:
-
237ページ
- 参照数:
- 4,532回
- 登録日:
- 2008/12/15
- 更新日:
- 2008/12/17
- 所有者:
-
taka_akiさん
この本を共有する
内容紹介
書籍情報提供: Google Books
📝 レビュー (taka_akiさんのレビュー)
「アフォーダンス」って言葉、自分の周囲では結構流行しているような。
これまでは、「モノコトが、自分達人間に対してどれだけその使い道を訴えかけるのか指数」みたいな捉え方をしていましたが、それだけでは到底収まりきれない勢い。
ちなみに、この本では「環境が動物に提供するもの、用意したり備えたりするもの」とちゃんと定義されてます。心理学者ジェームス・ギブソンが命名したのでした。affordは「与える、提供する」って意味だし。最近まで、effortと勘違いしてました…。
閑話休題。
しばらくしてから読み返そう(と言って、なかなか読み返しませんが…)と思った次第。
気になるところ多数な訳で。例えば、
・階段の段をよく見つめると横一本に線が…。痕跡から考えることってのも大事なんだなーと。
・僕らは下等生物(って、この「下等」ってのも何さま?!な概念ですけど)と呼ばれる存在に対して、つい「刺激ー反射」という図式を当てはめてしまう。それがそもそも間違い。ミミズも「知能」を持ってます。
・ダーウィンすげー。観察するって生半可なことじゃない。
・地面には「移動」のアフォーダンスがある。
・「変われば変わるほどあらわになる」物の不変な性質は「不変項(インバリアンツ)」
・植物は回転している
・オリジナルの動きから観察を始めないと、結果から動きに怒っていることを説明してしまう。
深過ぎるぜ、アフォーダンス。
読書履歴
他1件の履歴があります
AIが見つけた似た本
「アフォーダンス入門――知性はどこに生まれるか (講談社学術文庫 1863) (講談社学術文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を1冊見つけました
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)
福岡 伸一
生きているとはどういうことか―謎を解くカギはジグソーパズルにある!?分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色をガラリと変える。
うむー、自分にはまだまだ難しいかも。
「アフォーダンス」って言葉、自分の周囲では結構流行しているような。
これまでは、「モノコトが、自分達人間に対してどれだけその使い道を訴えかけるのか指数」みたいな捉え方をしていましたが、それだけでは到底収まりきれない勢い。
ちなみに、この本では「環境が動物に提供するもの、用意したり備えたりするもの」とちゃんと定義されてます。心理学者ジェームス・ギブソンが命名したのでした。affordは「与える、提供する」って意味だし。最近まで、effortと勘違いしてました…。
閑話休題。
しばらくしてから読み返そう(と言って、なかなか読み返しませんが…)と思った次第。
気になるところ多数な訳で。例えば、
・階段の段をよく見つめると横一本に線が…。痕跡から考えることってのも大事なんだなーと。
・僕らは下等生物(って、この「下等」ってのも何さま?!な概念ですけど)と呼ばれる存在に対して、つい「刺激ー反射」という図式を当てはめてしまう。それがそもそも間違い。ミミズも「知能」を持ってます。
・ダーウィンすげー。観察するって生半可なことじゃない。
・地面には「移動」のアフォーダンスがある。
・「変われば変わるほどあらわになる」物の不変な性質は「不変項(インバリアンツ)」
・植物は回転している
・オリジナルの動きから観察を始めないと、結果から動きに怒っていることを説明してしまう。
深過ぎるぜ、アフォーダンス。