AIが見つけた似た本
「島暮らしの記録」の書誌情報と、 この本を読んだ人の本棚から、 近そうな本を5冊見つけました
東京島 (新潮文庫)
桐野 夏生
清子は、暴風雨により、孤島に流れついた。夫との酔狂な世界一周クルーズの最中のこと。その後、日本の若者、謎めいた中国人が漂着する。三十一人、その全てが男だ。救出の見込みは依然なく、夫・隆も喪った。だが、...
「ムーミン」の作家トーベヤンソンが、パートナーのグラフィックアーティストのトゥーリッキ、画家の実母ハム、猫と一緒に、フィンランドの孤島グルーヴ島で毎夏を30余年暮らした、「島暮らしの記録」。写真を見ると、ホントに驚くほどちっぽけで、岩場に粗末な小屋がかろうじてのっかているだけという印象の島である。3人の個性に満ちた自我の強い芸術家が、歳を重ねてから、あえて、この厳しい孤島での共同生活を選びとった事実には、考えさせられるものがある。字が大きく、どことなく散漫な印象もあり、その意味では期待が裏切られるが、ところどころ非常に印象の強い心ひかれる記述があった。なお、トーベヤンソンの短編集も面白いというのではないが、厳しく強く透徹した自我を伺わせるものであり、読後の印象が強い。
2011年読了