AIが見つけた似た本
「放送禁止歌 (知恵の森文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
紅 (集英社スーパーダッシュ文庫)
片山 憲太郎
揉め事処理屋を営む高校生・紅真九郎のもとに、とある少女を守るという依頼が舞い込んできた。少女の名は、九鳳院紫。世界屈指の大財閥の御令嬢。詳しい事情を聞かされぬまま、真九郎は紫との共同生活を開始。彼女の...
新訂 徒然草 (岩波文庫)
西尾 実
『徒然草』の面白さはモンテーニュの『エセー』に似ている。そしてその味わいは簡潔で的確だ。一見無造作に書かれているが、いずれも人生の達人による達意の文章と呼ぶに足る。時の流れに耐えて連綿と読みつがれてき...
「数々の放送禁止歌のルーツと、規制に至ったその背景に迫る!」という大命題は、いつの間にか「部落差別に我思う」という着地点に落ち着いてしまって。本筋がだいぶズレたまま強引に答え出されちゃったなぁという感は否めなかったのだけれど、たまにはこんな熱のあるノンフィクションもアリかな。
被差別部落の問題うんぬんを語るには今の自分は未熟者過ぎるし、著者の感傷入りまくりのこの本で論じる事でもないと思う。
ただ、マスコミも世間も得体の知れない「自主規制」という怪物の前に無力のまま立ち尽くすばかりで、その根底には差別も逆差別もいろいろごちゃごちゃあって相当根深くて、少し垣間見ただけで足がすくみました。今まで積み重ねてきた日本人の生身の歴史。暗澹たる気持ちに。はぁ・・・。
ただ、どの本を読んでも思うことなのだけれど、無知は罪だなぁと。そしてそれ以上に思考停止はアカンな~と思いました。反省。うん。
ともかく自分で一度咀嚼してみる。かみ締めて、疑って、色んな角度から世界を見られるようになりたいな。と感じました。
あと、この本に載っていた歌以外にもいくつか検索をかけてみたのだけれど、昔の人の歌(とくにフォークとか!)ってものすごく直裁で物語があって自由で下世話で、そこはかとなく後ろ暗い興味をそそられるところが魅力的。しかもそんな部分を隠そうとしていないというかね。
山平和彦の『月経』とか岡林信康とかすごいよ!普通に物語ですよこれは。
暗部抉りだされる感じ。圧倒されました。
CDJフェスで岡林信康を華麗にスルーしてた自分アホ~・・・
20030615初版第1刷発行
20031001初版第5刷発行
光文社
知恵の森文庫も2-1
Amazon古書
20170607入手
¥1+257=258
定価税込
¥648+税
『放送禁止歌』2000年7月
解放出版社
加筆修正文庫化