火を熾す (柴田元幸翻訳叢書―ジャック・ロンドン)
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2014年6月4日に更新
内容紹介
本書では、一本一本の質を最優先するとともに、作風の多様性も伝わるよう、ロンドンの短篇小説群のなかから9本を選んで訳した。『白い牙』『野生の呼び声』の作家珠玉の短篇集。
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91人
4.4
schazzie
Lv.108
ほとんどの話のテーマが生と死の闘いと言ってもいいかと。特に死が勝つ場合は、人間がどんなに努力しても、否定できない現実が容赦なく打ちのめす。そこには希望など一切ない。こういう話を読んでいると、事がうまく運ぶという事態は、とんでもなく幸運であると思える。失敗して打ちのめされるのが当たり前。万一うまくいったら、それは神の恩寵であると思うほどだ。率直でストレートな文体はコーマック・マッカーシーを思い出させるが、マッカーシーに少し感情をプラスしたイメージ。
zooko012
Lv.229
【村上春樹推薦】