内容紹介
美貌の青年ドリアンと彼に魅了される画家バジル。そしてドリアンを自分の色に染めようとする快楽主義者のヘンリー卿。卿に感化され、快楽に耽り堕落していくドリアンは、その肖像画だけが醜く変貌し、本人は美貌と若さを失うことはなかったが...。

📝 レビュー (miyanさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
何というか、悪魔に魅入られた哀れな人間を
思い浮かべてしまいました。
一人の青年が、純粋な心を失っていく物語。
確かに大人になっていくことは、それに染まること。
だけれども、いささかドリアンは度が過ぎましたね。
悪魔(ヘンリー)に傾倒されていくうちに…
確かに若さは素晴らしい。
だけれども、年老いて、それ相応の姿になっても
中身が相応ならば、決して醜くはない。
それを知らぬドリアンに、同情を覚えました。
思い浮かべてしまいました。
一人の青年が、純粋な心を失っていく物語。
確かに大人になっていくことは、それに染まること。
だけれども、いささかドリアンは度が過ぎましたね。
悪魔(ヘンリー)に傾倒されていくうちに…
確かに若さは素晴らしい。
だけれども、年老いて、それ相応の姿になっても
中身が相応ならば、決して醜くはない。
それを知らぬドリアンに、同情を覚えました。
読書履歴
2014/05/04
447ページ
2014/05/04
280ページ
2014/05/04
250ページ
2014/05/04
156ページ
2014/05/04
42ページ