
読書履歴
AIが見つけた似た本
「首都崩壊」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
失敗学のすすめ (講談社文庫)
畑村 洋太郎
恥や減点の対象ではなく、肯定的に利用することが、失敗を生かすコツ。個人の成長も組織の発展も、失敗とのつきあい方で大きく違う。さらに新たな創造のヒントになり、大きな事故を未然に防ぐ方法も示される―。「失...
ホワイトアウト (新潮文庫)
真保 裕一
日本最大の貯水量を誇るダムが、武装グループに占拠された。職員、ふもとの住民を人質に、要求は50億円。残された時間は24時間!荒れ狂う吹雪をついて、ひとりの男が敢然と立ち上がる。同僚と、かつて自分の過失...
人類は衰退しました (ガガガ文庫 た 1-1)
田中 ロミオ
わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。平均身長10センチで3頭身、高い知能を持ち、お菓子が大好きな妖精さんたち。わたしは、そんな妖精さんと人...
奪取〈上〉 (講談社文庫)
真保 裕一
一千二百六十万円。友人の雅人がヤクザの街金にはめられて作った借金を返すため、大胆な偽札造りを二人で実行しようとする道郎・22歳。パソコンや機械に詳しい彼ならではのアイデアで、大金入手まであと一歩と迫っ...

首都圏を舞台に、地震と経済を関連させたパニック小説。作者は以前、やはり地震をテーマにした作品を出しており、今回はそれに経済を絡ませたもの。首都移転が大きなテーマとなっている。前回は研究者が主人公で、数値シミュレーションで地震を予測して大活躍する。今回の主人公は研究者ではなく国交省のエリート官僚。アメリカ大統領の側近と友人で、大活躍する。今回も研究者が活躍し、スーパーコンピュータ京を使ったシミュレーションで地震を予測する。話の中で、京を使ったから精度が高いと言う意味の台詞がある。大事なのは理論の信頼性なのだが。こう言う言い方で皆さん納得するのだろうか。日本は負債が一千兆円を越え、円安も進んでいる。日本崩壊がすぐそこに迫っているのかもと考えてしまった。