内容紹介
「陽は中天にあり、没せざるべからず」隆盛を極めたタイタニア一族にも、没落の日は来るのか?一族を牽引する五家族代表、すなわち藩王と四公爵から一人が欠け、勢力の均衡が破られた。次期藩王を狙うイドリスは、藩王暗殺未遂事件を機にアリアバート、ジュスランに叛逆罪を宣告。対する二公爵は「君側の奸を討つ」として対抗姿勢を示す。一族を二分した内乱に勝者はあるのか。宇宙叙事詩にして傑作歴史小説、待望の第4巻。

📝 レビュー (Mizueさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
アリアバートという片翼を捥がれたジュスランが痛々し過ぎる。もう少し兄弟揃っての活躍が見たかったな。ま、まさか闇堕ちして、悪鬼の如く策謀を巡らし、アジュマーン&イドリスを葬り去るなんてことは‥それは、それで見たいけど。