内容紹介
ジョン・コルトレーンが死去した一九六七年、「いーぐる」は開店した。以後、ジャズ喫茶全盛の六〇、七〇年代から現在まで、四十年にわたって日本のジャズシーンを牽引している。時代の移り変わりのなかで、いったいどのようなアルバムが、ターンテーブルに載せられてきたのだろうか。それぞれの時代に、どんな曲がリクエストされていたのだろう?ジャズ喫茶ならではのセレクションが、その濃密な雰囲気や当時の時代の香りとともによみがえる。日本のジャズ受容史を語るうえでも、欠かせない一冊。
書籍情報提供: Google Books
読書履歴
2013/11/07
254ページ
2013/11/06
15ページ
TokyoBrainie
Lv.15
これはJAZZじゃないあれはJAZZじゃない、とAcidJazzが流行ってた時代にそんな知ったふうな大人を見て、じゃあいったいどれがJazzやねん、それでJAZZっていったいなんやねん…と毎晩バーのカウンターやKooltoKoolでグツグツしていた熊太郎は所謂JAZZに詳しい的な本はニガテなんだけれども、この本はむしろ幕間的なその時代のエピソード的なJAZZ喫茶的なものがとても面白かった。いまだに60年代70年代言うてるおっさんには無い厚みのある言葉がたくさんあった。