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リバーサイド・チルドレン (ミステリ・フロンティア)

リバーサイド・チルドレン (ミステリ・フロンティア)

梓崎 優

この本の所有者

(3.0)
4人が登録
26回参照
2013年9月17日に更新

書籍情報

著者:
梓崎 優
ページ数:
328ページ
参照数:
26回
登録日:
2013/09/17
更新日:
2013/09/17
所有者:
kssa_abe kssa_abeさん

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現実がどれほどのものかは分からないけど、それでもこの小説はカンボジアという国、あるいは全世界におけるストリートチルドレンの現状を強く訴えてくる。物語として、フィクションとして描かれている中に現実の数字が入る瞬間はとても残酷だ。一日ゴミを拾って稼いだ金がいくらになるのか、ナクリーはいくらで売春宿に売られたのか。そこに登場する数字は生々しくて、それでも確かに存在するものなのだろう。
色に関する描写が強く印象に残っている。ヴェニィのシャツの色、ナクリーの傘、それぞれがアイデンティティを示しているし物語が文字通りそれらによって彩られている。

扱っている題材が題材なのでいろんな感想が書けるが、純粋に物語として面白かったの。面白かった、って言い方は適当ではないかもしれないが。

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