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薬指の標本 (新潮文庫)

薬指の標本 (新潮文庫)

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28人が登録
143回参照
2013年4月29日に更新

書籍情報

ページ数:
185ページ
参照数:
143回
登録日:
2013/04/29
更新日:
2013/04/29

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内容紹介

楽譜に書かれた音、愛鳥の骨、火傷の傷跡...。人々が思い出の品々を持ち込む「標本室」で働いているわたしは、ある日標本技術士に素敵な靴をプレゼントされた。「毎日その靴をはいてほしい。とにかくずっとだ。いいね」靴はあまりにも足にぴったりで、そしてわたしは...。奇妙な、そしてあまりにもひそやかなふたりの愛。恋愛の痛みと恍惚を透明感漂う文章で描いた珠玉の二篇。
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文章はとても静かで淡々としていてたまに挟む異常な神経質な描写がすごく病的。潔癖。
それでもなんだか引き込まれて読み進めてしまうから私は小川洋子が嫌いじゃないのかもしれない。

「薬指の標本」は精神的なSMだと思った。
弟子丸氏も主人公も静かに狂っている。
あまりにも静かに狂っているからうっかり何がおかしいのかわからなくなりそうになる。
そっと当たり前のことのように書かれた一文にえ、となったり。

ふたりの関係はぴんと張り詰めた糸みたいで、少しでも力加減を変えると切れてしまいそう。

個人的に「六角形の小部屋」の方がこわかった。
読んでてこの話はどこにいくんだろう、と思っていたのだけど主人公と婦人が重なった瞬間はぞっとした。
けれどそのことに本文で一切触れない。それが余計に…。

牽引治療が拷問具な所は一番気持ち悪かった。

ハシモトマヒロ
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マーク
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不思議な物語。私にはあまり合わないかも

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