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完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯

完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯

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(3.0)
6人が登録
369回参照
2013年4月6日に更新

書籍情報

ページ数:
525ページ
参照数:
369回
登録日:
2013/03/19
更新日:
2013/04/06

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📝 レビュー (Yuuichi_sashaさんのレビュー)

評価:
3/5

読書履歴

2013/04/06 525ページ
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Yuuichi_sasha
Yuuichi_sasha Lv.55

zooko012
zooko012 Lv.229

チェスの天才・ボビーフィッシャー評伝小説である。よくある天才の破滅型人生を綴ったものといえばそのとおり。

しかし興味深かったのは
①若くして世界の頂点にたったその直後にほぼ即引退してしまっていること(その意味で活動歴は極めて短い)
②いくら金銭面の条件が折り合わなかったとはいえ(稀代のケチ)、天職であるはずのチェスプレイヤーとしての人生をあっさりと放棄し、長い後半生をチェスなしに生活してしまうことのアンバランスさ
③そうであるにもかかわらず、スター扱いされ彼のチェスが語られ続ける彼のチェスの輝き

そのほか、49歳で17歳の少女に真剣に恋をしたりとか、日本で逮捕された経緯とか、日本人妻とか、反ユダヤ的言動とか。興味のある要素は満載。本人には怒られそうだが、読んでいて痛ましいという感情を抑えられなかった。

ただ改めて、盤上で革新・戦闘的でありながら、誰よりもジェントルマンである、天才・羽生の独自性を考えさせられた。

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