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アフリカ・レポート―壊れる国、生きる人々 (岩波新書)

アフリカ・レポート―壊れる国、生きる人々 (岩波新書)

松本 仁一

この本の所有者

(4.0)
3人が登録
87回参照
2013年3月26日に更新

書籍情報

ページ数:
205ページ
参照数:
87回
登録日:
2013/02/21
更新日:
2013/03/26

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内容紹介

豊かなジンバブエの農業を一〇年で壊滅させ、アパルトへイトを克服した南ア共和国を犯罪の多発に悩む国にしたのは誰か。中国の進出、逆に国を脱出するアフリカ人の増加などの新しい動きを追い、同時に、腐敗した権力には頼らず自立の道を求めて健闘する人々の姿も伝える。三〇年近いアフリカ取材経験に基づく、人間をみつめた報告。
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日本に住んでいると気付けない現実、でも、無関係じゃない現実。そう言ったものがまざまざと。

ジンバブエやコンゴでまかり通っている腐敗をはじめ、警官殺しがまかり通っている南アフリカ、自国を捨ててフランス、日本などに流出しているマリなどなど「国」がそもそも成立していない状況、正直イメージしにくいです。

とは言っても、果たして「日本」で国が成り立っているのか?と問いかけられるとなかなか回答しにくいですが。

にしても、ジンバブエで施行された「価格半減令」、経済の素人の自分でもそれはマズいと分かることなのに、そういったことが起きてしまうアフリカの現実…。

植民地時代では白人による支配が続いていて、独立したと思ったら今度は同じ国民なのにも関わらず特権階級からの支配を受けていると言うこと。

で、日本の政府は表面上しか見ていなくて、ODAが云々かんぬんで終わっていると言う「日本」の現実。

でも、一部のNPOでは、「与える(物資を提供)」だけではなく、当人達が「気付ける(自分で農業を、畜産を)」ようにする取り組みなども行われているのが救いなのかもしれません。

こういった本を読むたびに自己嫌悪す。

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