
死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日
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20121204
第1版第1刷
PHP

リーダーシップ論として読むともしろいかも
福島第一原発の大事故を当事者たちの実名で綴った渾身のノンフィクション。原発の是非、東電トップや政治家の責任ということよりも現場ではどうだったかが知りたくてこの本を読んだ。非常電源までも喪失し、計器の読み取り困難な状況の中でベントのためにバルブを開ける様子。チェフノブイリの10倍で北海道、東北と関東の汚染地域、西日本という三分割という最悪の危機を救ってくれたリーダーシップあふれる吉田所長や使命感、責任感をもって対処してくれたフクシマ・フィフティや自衛官に感謝し敬意を払いたい。忘れてはならない。

迫力があった。小説なので事実はどうなのかわからないが、菅さんの振る舞いは、自分の嫌いなところをみているようでした。