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少年とオブジェ (ちくま文庫)

少年とオブジェ (ちくま文庫)

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1人が登録
675回参照
2013年5月20日に更新

書籍情報

ページ数:
232ページ
参照数:
675回
登録日:
2013/01/19
更新日:
2013/05/20

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読書履歴

2013/05/20 144ページ 消しゴムは紛失のシンボルだそうな。確かに消しゴムは何処かにいってしまいやすい。
2013/01/25 132ページ 今では、神棚の様にラジオは鎮座しないが、昔はそうだったらしい。神棚のラジオからもれる終戦を暗号の様に聞いていたらしい。
2013/01/24 120ページ モップやダスキンやペーパータオルは、雑巾を追放する為に派遣されたそうだ。しかし、私の」生きている現在は雑巾は追放されず、新品で売られている。もう、ボロキレで作られている雑巾を早々拝むことは出来ない。
2013/01/24 108ページ 割箸の割れる“パチン”と言う音は、幸福で、幸福は、不幸と一体化している。「ヒルにしようか」と言う言葉は母性があり、その言葉と割箸を割る音で世界の幸福と不幸は循環しているのかもしれない。中々、難しい。
2013/01/24 96ページ 畳は生きているのだそうだ。幽霊の様にひっそりと人間の生活を覗いたり触れたりして人生を費やしているらしい。
2013/01/24 84ページ 水道の蛇口は、本質が流通しているらしい。蛇口の、肉体の、そして、宇宙の。
2013/01/24 72ページ 電球は、小さな宇宙みたいだ。心許無い小さな宇宙。
2013/01/24 60ページ 編み上げ靴の中は、海らしい。確かに海のように足は、気ままかもしれない。
2013/01/24 47ページ 死の局面に立つと肝が据わるらしいが、この世の中は、平和ボケをしている。肝の据わり方を忘れているみたいに。今は、肝を据える時なのではないのだろうか?
2013/01/23 40ページ 天井板がない家に行ってみたい!

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