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晴れときどき涙雨 高田郁のできるまで

晴れときどき涙雨 高田郁のできるまで

高田 郁

この本の所有者

3人が登録
19,981回参照
2012年10月21日に更新

書籍情報

著者:
高田 郁
ページ数:
160ページ
参照数:
19,981回
登録日:
2012/10/20
更新日:
2012/10/21
所有者:
zooko012 zooko012さん

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📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)

レビュー:
大ファンの「みをつくし料手帖シリーズ」の高田郁のエッセイ集であるが、期待以上によかった。
・中大法学部出身で、働きながら司法試験を目指すも挫折
・受験勉強中に講師として働いていた塾は倒産(倒産後も個人的に無償で教えていたとのこと!)
・阪神大震災で被災
・漫画原作者への転身し、原作者生活15年
・網膜に穴があく、交通事故にあうなどし、筆を絶たざるを得ないことを覚悟する場面に遭遇
・時代小説家への再転身
なかなかの苦労人であるが、その苦労がこれ見よがしに語られるわけはない。ただ、その苦労、人に対する暖かな眼差しが、今の「みをつくしシリーズ」の基盤となったことがうかがい知れる好エッセイである。まさに読みごこちは、「晴れときどき涙雨」。何度涙腺がゆるんだことか。。角川春樹が自ら書店に営業をして「八朔の雪」のゲラを持ち込んだとの話が印象的。

読書履歴

2012/10/21 160ページ

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