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日米戦争と戦後日本 (講談社学術文庫)

日米戦争と戦後日本 (講談社学術文庫)

五百旗頭 真

この本の所有者

2人が登録
271回参照
2011年4月24日に更新

書籍情報

ページ数:
304ページ
参照数:
271回
登録日:
2011/01/05
更新日:
2011/04/24

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📝 レビュー (H. Tarkunさんのレビュー)

レビュー:
真珠湾攻撃、ポツダム宣言から敗戦、GHQによる占領、朝鮮戦争、経済復興、55年体制。。。誰でも知ってるような歴史的イベントと、その舞台の表/裏で活躍する男たちを描くことで、戦後日本の成り立ちの基礎を1本の線で理解できる書。

戦後の経済発展の恩恵を生まれながらに享受して来た世代として、ある種の感慨深さがある。この男たちのドラマの上に、自分たちの豊かな暮らしがあったのだと。

個人的には、アメリカ側の知日派が親米的な日本を作るよう、穏健な占領政策を計画、実行して行く様が興味深かった。

バブル崩壊、そして3月の大震災と、歴史の転換点を感じさせる日々であるが、この本が描くような大きな視点で見ると、まだまだ55年体制の遺物の上にいるような気がしてならない。

読書履歴

2011/04/24 304ページ
2011/04/22 224ページ 農政改革が戦後の発展に寄与したと。その大成功が故に今度は事態が致命的になるまで放置されている
2011/04/20 174ページ
2011/04/19 160ページ グルー、スティムソンら知日派の奮闘。「大正デモクラシー」は一部のアメリカ人に受け止められ...
2011/04/13 112ページ
2011/04/11 84ページ 天皇制の廃止と存続の間の中庸の案として、「部分的停止」を知日派は提案
2011/04/10 66ページ アメリカは開戦直後から日本占領政策の議論をしていたと
2011/04/08 52ページ
2011/04/07 17ページ

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