モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)
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ポー面白いぞ。短編についてそれぞれ。
モルグ街の殺人は再読だったが、この作品は最初に書かれたミステリとしての評価の高さが多いではあろう。不可解な密室と意外な犯人(人?),論理的な解決を用意したこの作品の良さは再読でやっとわかったような。盗まれた手紙もデュパンの手紙の手に入れ方がいいですね。群衆の人とおまえが犯人だは構成が上手い。特に群衆の人は面白い。導出と帰結が気持ちいい。ホップフロッグも軽快である。黄金虫は暗号もの。この解読方法は多分英国における暗号解読の歴史の一番初期の手法だったはず。わからなかったのは悔しい、かも。黄金虫自体も宝を見つけるのに重要なキーで、無駄がない。
ポーの他の作品にも触れてみたい。