内容紹介
9年前、家族を事故で失った環は、大学を中退し孤独な日々を送っていた。ある日、仲良くなった紺野さんからもらった自転車に導かれ、異世界に紛れ込んでしまう。そこには亡くなったはずの一家が暮らしていた。やがて事情により自転車を手放すことになった環は、家族に会いたい一心で“あちらの世界”までの道のりを自らの足で走り抜く決意をするが...。哀しみを乗り越え懸命に生きる姿を丁寧に描いた、感涙の青春ストーリー。
書籍情報提供: Google Books
📝 レビュー (きざるさんのレビュー)
評価:
4/5
読書履歴
2017/07/14
374ページ
2017/06/05
24ページ
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家族を亡くして天涯孤独な主人公が、その背景からやたら捻くれて後ろ向きな性格。そんな彼女があの世とこの世の境界を越えて、家族と再開してあれやこれやでマラソンを始めて他人と繋がり、絆を深めて前を向く…。
若い人に好かれそうな、純度100%のとてもストレートな話。
ストレートだからこそ許容できたけれど、主人公の変わるきっかけが結局死者だった、というのが残念なような…。
あくまで主人公が前を向くまでの話なので、死者とかのワードに重きを置いちゃうと随分お綺麗で、軽い話って印象になる。
一緒に走る仲間たちはてんでバラバラで、けれど愛着が湧いてくる。
大島くんがすき。
少し遅れてきた青春物語。
スタートラインに立つまでの話なので、後味がすっきりと感じるか、物足りなく感じるかは分かれる話。