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空白の叫び〈下〉 (文春文庫)

空白の叫び〈下〉 (文春文庫)

この本の所有者

(3.5)
4人が登録
135回参照
2010年8月11日に更新

書籍情報

ページ数:
455ページ
参照数:
135回
登録日:
2010/07/17
更新日:
2010/08/11
所有者:
mak246 mak246さん

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内容紹介

社会復帰後も失意の中にいた久藤は、友人水嶋の提案で、銀行強盗を計画し、神原と葛城にも協力を依頼する。三人は、神原の提案で少年院時代の知り合いである米山と黒沢にも協力を依頼する。三人の迷える魂の彷徨の果てにあるものとは?ミステリーで社会に一石を投じる著者の真骨頂と言える金字塔的傑作。
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📝 レビュー (mak246さんのレビュー)

評価:
4/5
レビュー:
少年たちのそれぞれの道を示し、これまでの疑問を解決させた完結編。
やはり「普通の少年」っぽい神原は周りや環境のせいにしながら負へと転がり落ちてしまった。しかしながら葛城や久藤のような「非現実的」とも思える性質に対し、神原の考え方、逃げ方、そして奥底に潜んだ邪気には現実味を帯びた説得力があり、実際の少年犯罪に於ける心理を片鱗を垣間見た気がする。。でも、このような邪気を潜ませたまま社会に出ている現代人も少なくないのではないだろうか…。

一方、葛城と久藤は自分の犯したコトを直視し、社会の枠から外れた己のあり方を必死に模索してそれぞれの結末を見つけていくのだが、まだまだ彼らの物語は終わっていない。遺族側の心情も理解できるが、この先の彼らを応援してみたいような不思議な感じが残った。

何れにしろ、少年法に対する問題を加害者視点から見事に書き上げた作品だと思う。すっかり引き込まれた!
ただ、物語として最後のオチが出生に纏わる秘密と復讐ってのが、一昔前の昼ドラ系みたいでちょっと残念。。。

読書履歴

2010/08/11 455ページ
2010/08/08 321ページ
2010/08/06 212ページ
2010/08/05 120ページ

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一方、葛城と久藤は自分の犯したコトを直視し、社会の枠から外れた己のあり方を必死に模索してそれぞれの結末を見つけていくのだが、まだまだ彼らの物語は終わっていない。遺族側の心情も理解できるが、この先の彼らを応援してみたいような不思議な感じが残った。

何れにしろ、少年法に対する問題を加害者視点から見事に書き上げた作品だと思う。すっかり引き込まれた!
ただ、物語として最後のオチが出生に纏わる秘密と復讐ってのが、一昔前の昼ドラ系みたいでちょっと残念。。。

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気持ちが沈む。リアリティがあって、よみごたえはある。長い割に薄い?

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