メニュー
島の人、島の風。―島の暮らしと自然

島の人、島の風。―島の暮らしと自然

この本の所有者

1人が登録
13,005回参照
2012年2月26日に更新

書籍情報

ページ数:
199ページ
参照数:
13,005回
登録日:
2012/02/12
更新日:
2012/02/26
所有者:
zooko012 zooko012さん

この本を共有する

📝 レビュー (zooko012さんのレビュー)

レビュー:
昔から「島」に惹かれてならないが、「BRUTUS」の離島特集で「島心」に火がつき、手に取った。本書は日本各地の島で暮らす人たちから寄せられた文を1日1作文形式で紹介したもの。島の日常生活、行事、帰省その他の悲喜こもごもが、幼児から老人までの気取りのない文体で、生き生きと、描かれる。共通するのは、島に対する愛情、誇りであり、島を承継する子どもたちへの暖かい眼差しである。ところどころ目頭が熱くなった。「離島センター」刊であるため、島の歴史等のコラムや注が充実しているところが非常によいが、地図がないのは残念。なお、本書は1997年出版であるが、「人の思い」を描いたものであるので、古さは全く感じない。

読書履歴

2012/02/26 199ページ

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「島の人、島の風。―島の暮らしと自然」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を8冊見つけました

72.7%
零崎曲識の人間人間 (講談社ノベルス ニJ- 21)

零崎曲識の人間人間 (講談社ノベルス ニJ- 21)

西尾 維新

『零崎一賊』―それは“殺し名”の第三位に列せられる殺人鬼の一賊。“少女趣味”こと零崎曲識が、一賊に忍び寄る危機を察知し、ついに表舞台に現れた。一賊の結束はどうなるのか。“音使い”零崎曲識の闘いが今、始...

19人 4
72.2%
私の男

私の男

桜庭 一樹

優雅だが、どこかうらぶれた男、一見、おとなしそうな若い女、アパートの押入れから漂う、罪の異臭。家族の愛とはなにか、超えてはならない、人と獣の境はどこにあるのか?この世の裂け目に堕ちた父娘の過去に遡る―...

24人 3.3
71.6%
遠まわりする雛
70.9%
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891)

福岡 伸一

生きているとはどういうことか―謎を解くカギはジグソーパズルにある!?分子生物学がたどりついた地平を平易に明かし、目に映る景色をガラリと変える。

80人 3.9
70.3%
金閣寺

金閣寺

三島 由紀夫

1950年7月1日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み―ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、...

88人 4
zooko012
zooko012 Lv.229

昔から「島」に惹かれてならないが、「BRUTUS」の離島特集で「島心」に火がつき、手に取った。本書は日本各地の島で暮らす人たちから寄せられた文を1日1作文形式で紹介したもの。島の日常生活、行事、帰省その他の悲喜こもごもが、幼児から老人までの気取りのない文体で、生き生きと、描かれる。共通するのは、島に対する愛情、誇りであり、島を承継する子どもたちへの暖かい眼差しである。ところどころ目頭が熱くなった。「離島センター」刊であるため、島の歴史等のコラムや注が充実しているところが非常によいが、地図がないのは残念。なお、本書は1997年出版であるが、「人の思い」を描いたものであるので、古さは全く感じない。

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します