
彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)
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2012年2月5日に更新
内容紹介
八年前に別れた黒崎を忘れられない十和子は、淋しさから十五歳上の男・陣治と暮らし始める。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治。彼を激しく嫌悪しながらも離れられない十和子。そんな二人の暮らしを刑事の訪問が脅かす。「黒崎が行方不明だ」と知らされた十和子は、陣治が黒崎を殺したのではないかと疑い始めるが...。衝撃の長編ミステリ。

📝 レビュー (サメ吉さんのレビュー)
評価:
4/5
レビュー:
やっぱり読むのに時間がかかった。「九月が永遠に・・・」の時と同じ。読み始めと読み終わりの、関西弁のオッサンに対する印象の変化も同じ。内容は決して気分の良いものではなかったけど、読み終わったあと「あ~気持ち悪かった」で終わらずに、上を向いて息を吐いて、うーんと考えさせられる感じ。
読書履歴
2012/02/05
389ページ
2012/01/31
128ページ
変な関西人が出てきた!すごい嫌悪感を感じるけど、なんか切なくて泣けてくる可哀想なオッサン。
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