メニュー
第四の壁―アナザーフェイス〈3〉 (文春文庫  24-3)

第四の壁―アナザーフェイス〈3〉 (文春文庫 24-3)

堂場 瞬一

この本の所有者

(3.5)
5人が登録
64回参照
2011年12月22日に更新

書籍情報

ページ数:
446ページ
参照数:
64回
登録日:
2011/12/20
更新日:
2011/12/22

この本を共有する

内容紹介

警視庁・刑事総務課に勤める大友鉄は、かつて所属した劇団の記念公演に招待される。だが、主宰の笹倉が舞台上で絶命。それは、まさに上演されていたシナリオ通りの展開だった。大友は、過去と向き合いつつ、昔の仲間たちを容疑者として取り調べることになる...。「アナザーフェイス」シリーズ第三弾。
Google プレビュー 書籍情報提供: Google Books
Google Booksで見る

読書履歴

2011/12/22 446ページ

ログインが必要です

この本をレビューしたり、読書進捗を記録するにはログインが必要です。

ログイン

AIが見つけた似た本

「第四の壁―アナザーフェイス〈3〉 (文春文庫 24-3)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました

74.4%
狼と香辛料〈3〉 (電撃文庫)

狼と香辛料〈3〉 (電撃文庫)

支倉 凍砂

教会都市リュビンハイゲンを出立した行商人ロレンスと狼神ホロ。行商がてらホロの故郷ヨイツの情報を集めるため、冬の大市と祭りで賑わう町クメルスンにやってきた。そこで二人は、若い魚商人アマーティと出会う。ど...

23人 5
73.7%
学校の階段8
73.6%
狼と香辛料 5 (5) (電撃文庫 は 8-5)

狼と香辛料 5 (5) (電撃文庫 は 8-5)

支倉 凍砂

「ここで旅を終わろう...」ホロとロレンスの関係が急展開する最新刊登場。

19人 4
73.2%
ミキシング・ノート―鋼殻のレギオス8 (富士見ファンタジア文庫 143-13)

ミキシング・ノート―鋼殻のレギオス8 (富士見ファンタジア文庫 143-13)

雨木 シュウスケ

ついに『彼女』はやって来た。超鈍感王レイフォンの幼なじみにして、『本妻』と噂される、リーリン・マーフェス。二人きりで過ごすのは本当に久しぶりで、リーリンにとっては何よりも待ち望んでいたことのはずだった...

2人 4
genki
genki Lv.109

警視庁・刑事総務課・大友鉄は、かつて所属した劇団の記念公演の舞台上で主宰者の死を目撃する。

mak246
mak246 Lv.63

アナザーフェイスシリーズとしては3作目となる本作だが、1作目で感じた堂場作品らしからぬ特色は段々薄れてきたように感じる。。。
もちろん堂場作品の刑事としは異色のキャラクター性を有した大友鉄の存在感は損なっていないものの、シングルファザーとして仕事だけではなく育児にも励む生活感だったり、"アナザーフェイス"として変装を活かした独自の捜査だったりといった部分が描かれなくなってきたかと…

ま、今回は大友が過去に所属していた劇団が事件の舞台となっているので、当然の如く事件の関係者は過去の知り合いであったり、現役の役者が居たりもするから大友の"元役者"としての特性は活かしにくい環境下でもあったのだろうが。。。
一方、自分が所属していた劇団で起きた事件で、しかも事件発生を目撃していただけに珍しく自分から捜査に首を突っ込むものの、昔の仲間を取り調べる事に対する葛藤が生じたりといった大友の悩めるキャラクター性は健在で、今回は更に自分の過去とも向き合いながら展開されていく。その意味では、大友が刑事という職業を何故選択したのかといった部分にも触れられているので、シリーズとしては重要性の高いエピソードであったように思う。

…ただ、劇団が公演していた脚本と事件とを絡めた展開で、大友が過去に演じた探偵役とのオーバーラップや脚本が完成するまでの経緯だったりといった部分に本シリーズならではの要素を取り入れたのは分かるけど、何か今一つ中途半端な感じがしてしまった。。。

それと、このシリーズ内における追跡課の存在が明らかになったけど、この辺の伏線は何処かで回収されるのだろうか…

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します