
内容紹介
桐生紫は女友達の家にあった鋏に触れようとした瞬間、手に電流のようなものを感じた。「この鋏は血を流したことがある」。小さな男の子の苦痛と恐怖が伝わってきた。だが、その子が死んだかどうかまでは分からなかった。(『鋏の記憶』より)。物に触れただけで、それを所有していた人物の秘密を感知できるサイコメトリー(残留物感知能力)を使い、紫は未解決事件の手がかりをつかんでゆくが...。

📝 レビュー (nutsさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
すごくリズミカルに読めてあったいう間に読み終えてしまった。ミステリーは基本的に好きだが、この人が書く物語も意外なところから真実が紐解かれ、全く退屈しない。
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