ドキュメント 戦争広告代理店 (講談社文庫)
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ペンは剣よりも・・・どころか、情報ひとつで国を破滅させることができる。
という衝撃のドキュメンタリーでした。
アメリカのPRマンが、情報戦でボスニアの紛争の風向きを完全に牛耳り、
セルビアを国際的な悪役にしてしまったという話。
世論を操るだけじゃなく、国連追放にまで持って行ってしまうとは!
最初は「すごいな~さすがアメリカだなぁ」と驚きながら読んでいたのだけれど、
そのうちに、ゾクゾクと得体の知れない恐怖を感じるまでになってしまった。
たしかにこういうテクニックも必要なんだろう。
ひとつの事象の裏で、今日も目に見えない情報戦争が起こっているんだろう。
でもこの本に書かれていることは、情報操作とかPR合戦とか、
そういう言葉から想像される域を完全に飛び越えていて、すごく戸惑った。
一人の人物の意のままに、いとも簡単に世界が誘導されてしまうことの快感と怖さ。
メディアリテラシーなんて言葉も、このプロたちの情報戦争の前ではなんの慰めにもならない。
ニュースや世論で知る事実が、必ずしも真実であるとは限らない。
自分が今見てるもの、感じたものがぐらぐら揺れる一冊。でした。