内容紹介
日中復興のシンボルとして構想された製鉄所建設だったが、日本企業は中国首脳に翻弄される。日中の間で悩む陸一心が選んだ進路は

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📝 レビュー (ぼんぼんさんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
長い長い逆境を、主人公の一心といっしょにただただ歩いた。
読み終わって強く心に残ったのは、ひたすら一心について行った、
そして見届けたんだ、という満足感?とも安堵ともつかない気持ちでした。
いっしょに歩いていながら、
どうしてこんなに強くいられるのだろう?
この人生を耐え抜く力や矜持が、いったいどこからわいてくるのだろう?と
そんなことばかり探っていたのだけれど、
最後の一心の言葉にその答えを見つけた瞬間、涙腺が崩壊しました。
人生って切ない。悲しい。どうしようもない。
でも、一心のたった一言に、同時に光も感じました。
流されても、倒れても、そこから起き上がって前に進むこと。
足跡を残すこと。
自分が今いる場所に根を張ること。
それが「生きる」ことなんだと教わりました。
読み終わって強く心に残ったのは、ひたすら一心について行った、
そして見届けたんだ、という満足感?とも安堵ともつかない気持ちでした。
いっしょに歩いていながら、
どうしてこんなに強くいられるのだろう?
この人生を耐え抜く力や矜持が、いったいどこからわいてくるのだろう?と
そんなことばかり探っていたのだけれど、
最後の一心の言葉にその答えを見つけた瞬間、涙腺が崩壊しました。
人生って切ない。悲しい。どうしようもない。
でも、一心のたった一言に、同時に光も感じました。
流されても、倒れても、そこから起き上がって前に進むこと。
足跡を残すこと。
自分が今いる場所に根を張ること。
それが「生きる」ことなんだと教わりました。