内容紹介
ずっと妹と二人で生きてきた結城佳帆は、ある日、図書館の司書、舞原葵依に恋をする。真っ直ぐな心で、彼への想いを育んでいく佳帆だったが、葵依には四年前に失踪した最愛の妻がいた。葵依の痛みを知った佳帆は自らの想いを噛み殺し、彼の幸せだけを願う。届かなくても、叶わなくても、想うことは出来る。穏やかな日々の中で彼の再生を願う佳帆だったが、彼女自身にも抱えきれない哀しい秘密があって...。喪失と再生を描く『雪』の青春恋愛ミステリー。

この本を共有する
📝 レビュー (まろん。さんのレビュー)
評価:
5/5
レビュー:
この方の作品をよむのは三冊目なんですが、毎回圧巻されます。綾崎さんの表現する言葉の数々がとても綺麗で私は好きです。
物語は最後の最後にころっと展開が変わりまさか、こんな展開だったなんて…と驚きました。
結城佳帆さんみたいな女性になれるように頑張りたいと思います。^^
物語は最後の最後にころっと展開が変わりまさか、こんな展開だったなんて…と驚きました。
結城佳帆さんみたいな女性になれるように頑張りたいと思います。^^
AIが見つけた似た本
「吐息雪色 (メディアワークス文庫)」の文章スタイル、テーマ、内容を分析し、 類似度の高い本を10冊見つけました
西の魔女が死んだ (新潮文庫)
梨木 香歩
中学に進んでまもなく、どうしても学校へ足が向かなくなった少女まいは、季節が初夏へと移り変るひと月あまりを、西の魔女のもとで過した。西の魔女ことママのママ、つまり大好きなおばあちゃんから、まいは魔女の手...
180人
3.6