みんなの評価
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レビュー

法学系の小論文対策のためにと借りたこの本、とにかく裁判員制度の批判をしている。この本の要点は今日の民主主義の世の中で国民の意思とは無関係に次から次と法律で作られていることがそもそもの問題なのでありその中でも特に司法の国民の参加と言う名目でつくられた裁判員制度はできればやりたくないている国民が7割を占めるものでその意義を見いだすことができず勝手に作って強制するのは言語道断だということだ。これを機に民主主義のあり方を見直していくべきだとも。とにかく批判をしており負の要素が描かれまくっているので受動的に読んだだけでは批判的にならざるを得ない。私からすればあまり説得力を持っていない本だと思う。なぜその制度作ろうと思ったのか法曹界の目的がいまいちわからない。そこを問題点としてあげてもいるのだがまさか本当に理由がないわけではないであろう。少なくともお偉いさん達は一般人より何倍も頭がいい。
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