メニュー
ビフォア・ラン (幻冬舎文庫)

ビフォア・ラン (幻冬舎文庫)

重松 清

4
5人が登録
1件のレビュー

この本について

授業で知った「トラウマ」という言葉に心を奪われ、「今の自分に足りないものはこれだ」と思い込んだ平凡な高校生・優は、「トラウマづくり」のために、まだ死んでもいない同級生の墓をつくった。ある日、その同級生まゆみは彼の前に現れ、あらぬ記憶を口走ったばかりか恋人宣言してしまう―。「かっこ悪い青春」を描ききった筆者のデビュー長編小説。

みんなの評価

4
5
0件
4
2件
3
0件
2
0件
1
0件

レビュー

taka_aki
taka_aki
2008年5月読了
最近本読んでなかったなと。

で、一ヶ月くらい前に購入したこの本を、今しがた読み終えました。

ふー、なんで重松清さんて、「人間」を描くのがこんなにも上手なんでしょう。切なくて悲しくて弱くて、それでも生きているんだ。って、毎回この方の作品読んでいると、身悶えしてしまいます。って、実際にしてる訳ではないですけど。

どんな話かを説明するのは難しいんですけど、「走る」ってことが結構軸に置かれていて、個人的には共感できるところが多かったです。

読書ステータス

読了 5人

グローバル検索

ReadNest全体から本やレビューを検索します