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ナイフ (新潮文庫)

ナイフ (新潮文庫)

重松 清

3.4
59人が登録
4件のレビュー

この本について

「悪いんだけど、死んでくれない?」ある日突然、クラスメイト全員が敵になる。僕たちの世界は、かくも脆いものなのか!ミキはワニがいるはずの池を、ぼんやりと眺めた。ダイスケは辛さのあまり、教室で吐いた。子供を守れない不甲斐なさに、父はナイフをぎゅっと握りしめた。失われた小さな幸福はきっと取り戻せる。その闘いは、決して甘くはないけれど。坪田譲治文学賞受賞作。

みんなの評価

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レビュー

karua222
karua222
2011年4月読了
家族がかかえる色々な問題に対してどう答えを出すのか…一発逆転があるわけではない所にリアリティがあって、とても良かった。
ウルトラあきら
ウルトラあきら
2011年9月読了
とてもシビアな問題。この本を読んで正直胸が苦しくなりました。自分がいじめにあった時にどのように対象するか。自分の子どもがその様な境遇になったらどう子どもと向き合ってくのか。考えさせられました。社会問題として取り上げられるはずです。
namiko
namiko
2011年9月読了
痛い、、、。いじめの描写、というか、いじめのシステム?がリアルで痛い。でも、重松清特有の優しさもある。桜沢エリカの絵も好き。

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