この本について
どこまでも荒れ果てた大地が広がっていた。大地は人々が踏み締める足音で、いつまでも揺れていた。二万人の民衆たちが荒野を進んでいた。永遠に消え去った故郷を胸に。遙かなる新天地へ向かって。彼らを守るため、赤き黒印騎士ジークは孤軍奮闘の戦いを続ける。それはかつての友ドラクロワと共に抱いた理想を証明するため。だが、行く手には忌まわしき過去の残像が立ちはだかる。決して消えない悲しき因縁。その果てに待つものとは!?失われた故郷を夢見て、全ての終わりが始まる―。書き下ろし軍勢ファンタジー巨編。
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