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趙紫陽―中国共産党への遺言と「軟禁」15年余

趙紫陽―中国共産党への遺言と「軟禁」15年余

宗 鳳鳴

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この本について

趙紫陽は、「第2次天安門事件」で、武力鎮圧に異議を申し立て、総書記の座を追われた人物である。亡くなるまでの15年余りにわたり、北京の一角に軟禁された。数十年来の戦友であった著者が密かに100度以上通い、趙紫陽の発言を書きとめたのが本書である。天安門事件の真相から、「中南海」の人間関係、社会主義・共産党の歴史的総括と将来性まで、本音が詰まった一書である。

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レビュー

けい
けい
2012年6月読了
趙紫陽は中国国務院総理、党総書記を務め、市場経済の導入、民主、法治の実現に取り組んだ。1989年、いわゆる天安門事件での武力弾圧に反対し党総書記など全ての職を解任され2005年に死去するまで軟禁された。本書は軟禁中の氏との100回以上に及ぶ対話の記録である。

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