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ハル (WIT NOVEL)

ハル (WIT NOVEL)

木皿泉

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1件のレビュー

この本について

ハルとくるみの幸せな日常。いつまでも続くと思っていた日々は、飛行機事故で突如終わりをつげた。けんか別れのまま、最愛のハルを失い、生きる力も失ってしまったくるみ。彼女の笑顔をとりもどすため、ヒト型ロボットのキューイチ“Q01”は、ハルそっくりのロボハルとしてくるみと暮らすことに。ロボハルの頼りは、かつてくるみが願いごとを書いた、ルービックキューブ。色がそろうごとに溢れてくる、くるみの想いに応えるため、ロボハルが奮闘するも、くるみはかたくなに心を閉ざしたまま。ロボハルを作った荒波博士、そして京の街のひとたちに助けを借りながらも、ロボハルは、人について、そしてくるみについて知っていく。少しずつ打ち解けるロボハルとくるみだったが―。近未来の京都で生まれた、ロボットと人の奇跡のラブストーリー。

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レビュー

karasu_u
karasu_u
2013年7月読了
次の本を買ってしまったので残りを読了。ハルの地の文でのくるみの呼び方が、ハルとくるみの喧嘩を見てから「くるみ」から「くるみさん」になった辺りに気づいたらぶわっと来た。
認めたくなかったんだなぁ、と。

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