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消えた横浜娼婦たち 港のマリーの時代を巡って

消えた横浜娼婦たち 港のマリーの時代を巡って

檀原照和

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この本について

港町ヨコハマに立ち続けた外国人相手の娼婦たち―港のマリー。昭和初期の名物娼婦「メリケンお浜」、戦後の“パンパン”の生き残りであった老娼婦「メリーさん」の二人を核に、横浜開港から現在までの裏面史を追った渾身のドキュメント。

みんなの評価

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レビュー

ぼんぼん
ぼんぼん
2009年8月読了
ただ観光で訪れた事がある程度で、横浜という土地には縁もゆかりも無いのですが。
中学生の頃に読んだ柳美里の『ゴールドラッシュ』で、横浜の黄金町(だったと思う)あたりの猥雑な描写に衝撃をうけたのに始まり、ここ数年で『天使はブルースを歌う』や『ヨコハマメリー(映画)』を見たりして、なんとなく横浜の裏歴史というか、アウトサイダーな部分に興味があったのです。
で、手に取ったこの本。
タイトルこそ『消えた横浜娼婦たち』となっているけれど、むしろそれをフックにした横浜裏歴史みたいな本でした。
読んで感じたことは、人はみんな何かしらに物語を求めてしまう(その物語が悲劇であればあるほど惹かれてしまう)ということと、横浜という町はとかく物語が出来上がりやすかったということ、町そのものよりも、そういった『物語』や空気に、ハマっこたちは酔っていたんだなぁと。
部外者である私は感じました。
タブーとエネルギーと、享楽と欲望のむきだしと、伝説になった、たくさんの人の物語。
わたしもこんな得体の知れないなにかに惹かれているのだろうと思います。
んー不思議な町!

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